インテル 投資部門を分離し独立基金化へ 中国投資を巡る審査も焦点に
米半導体製造大手インテル(Intel)は1月14日、同社の投資部門であるインテル・キャピタル(Intel Capital)を分離し、新たに独立した投資基金として再編する方針を明らかにした。この動きは、中国のテクノロジー企業への投資が米国で審査対象となっていることが背景にあると報じられている。
インテル・キャピタルはシリコンバレーを代表する投資会社で、1991年の設立以来、約1800社に対して累計200億ドル(約2.9兆円)以上を投資してきた実績を持つ。
現在、業績不振に陥っているインテルは、コスト削減に向けた取り組みを進めている。同社は、資産規模50億ドルのインテル・キャピタルを独立した基金に転換することで、外部投資家から資金を募ることが可能になると説明した。これまで同部門はインテルが全額出資して運営されていた。
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