2025年2月3日、カリフォルニア州ロサンゼルスのロサンゼルス港のコンテナターミナルにフランスのCMA CGM社のコンテナ船が停泊している(PATRICK T. FALLON/AFP via Getty Images)

海運業に大きな変化 仏海運大手CMA CGM 米国に200億ドル投資へ 

トランプ米大統領は3月6日、フランスの海運大手「CMA CGM(シーエムエー・シージーエム)」が米国内で200億ドルを投資し、港湾および物流施設を拡充する計画を発表した。この投資により、アメリカの港湾処理能力が向上し、造船業が活性化することが期待されている。

トランプ政権は、アメリカの造船業を復活させ、中国共産党(中共)の世界の海運業界での支配的地位を弱体化させることを目指している。このため、トランプ氏は3月5日の執政方針演説で、ホワイトハウス内に「造船業オフィス(Office of Shipbuilding)」を新設することを発表した。この機関は米国内での船舶建造を推進する専任機関となる。

6日、CMA CGMのロドルフ・サーデ最高経営責任者(CEO)は、ホワイトハウスでトランプ氏と会談し、200億ドルの投資計画を正式に確認した。サーデ氏は、このプロジェクトにより1万人の雇用が創出されると強調した。

▶ 続きを読む
関連記事
FRBは今年初の会合で政策金利を据え置き、利下げを見送った
米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は1月22日、ビュイック(Buick)ブランドの主力SUVについて、中国での生産を終了し、生産体制を米国本土に移す方針を明らかにした
多くのマクロ経済指標はおおむね良好に見えるものの、社会の大きな部分が経験している痛みを十分に捉えていないという。米労働統計局が公表したデータによれば、失業率は4.4%、賃金の中央値の伸び率は4%で、2.7%のインフレ率を上回っているが…
米財務省主催の重要鉱物財務相会合が開催。片山大臣は中国の輸出規制強化に触れ、日本の対中依存低減の実績と戦略を共有した。日米欧と資源国が連携し、供給網の多様化と経済安保の強化を目指す内容だ
トランプ大統領は、米国内のベネズエラ石油収益を差し押さえから守るため国家非常事態を宣言し法的防壁を築き資金を直接管理。石油部門の再建と、不法移民や麻薬流入の阻止といった米国の安全保障目標を推進