ファーウェイ ペーパーカンパニーでTSMC製AIチップを大量調達か 米CSIS報告
米国のシンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」の最新報告によると、中国企業「ファーウェイ(華為)」はペーパーカンパニーを駆使し、大量のTSMC製チップを調達していると言う。報告は、アメリカ政府に対し、ホワイトリスト企業(取引やアプローチを検討中の企業の情報を収集して作成するリストを指す)が代理役(白手套)となり、禁輸措置を巧妙に回避する動きに、警戒するよう警告している。専門家は、トランプ政権が今後、中共への圧力を一層強化する可能性があると見込んでいる。
昨年ファーウェイが発表したプロセッサーチップ「Ascend(昇騰)910B」は、中芯国際(SMIC)が製造したとされていたが、CSISの最新報告によると、実際にはファーウェイがペーパーカンパニーを通じてTSMCに発注し、米国の制裁を巧妙に回避していたと言う。
情報筋によると、ファーウェイは、現在200万個以上の910Bプロセッサー用ロジックダイ(裸晶)を保有しており、この数量は、次世代プロセッサー「Ascend 910C」の生産に十分な量だ。
関連記事
中国の張又俠・劉振立両将軍の拘束を受け、軍内部で前代未聞のボイコットが発生している。中央軍事委員会の指令が黙殺され、末端では習近平への嘲笑も広がる。権威失墜により軍の統制は危機的な状況だ
中共軍副主席・張又俠拘束で北京激震。元中組部副部長の国外逃亡も報じられる中、党内では「第二次文革」を彷彿とさせる内部審査開始。習近平による粛清が政権崩壊を加速させる現状を、内部情報と共に伝える
張又俠の失脚は、いわゆる「紅二代」が軍内で築いてきた影響力に大きな打撃を与えただけでなく、習近平が従来の軍内部派閥と決別したことを意味するとの見方が広がっている
習近平と張又俠の対立は3年以上前からくすぶっていた。米国在住の中国民主化活動家、唐柏橋氏は中共の政治路線、軍事戦略、中国の将来像をめぐる根本的な見解の相違に根ざしていたと述べている。
最新の情報として伝えられているところによると、中南海を巡る情勢は波乱含みの展開となっており、軍内部では緊張が高まり、長安街では軍や警察が厳重に配置されているという