ファーウェイ ペーパーカンパニーでTSMC製AIチップを大量調達か 米CSIS報告
米国のシンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」の最新報告によると、中国企業「ファーウェイ(華為)」はペーパーカンパニーを駆使し、大量のTSMC製チップを調達していると言う。報告は、アメリカ政府に対し、ホワイトリスト企業(取引やアプローチを検討中の企業の情報を収集して作成するリストを指す)が代理役(白手套)となり、禁輸措置を巧妙に回避する動きに、警戒するよう警告している。専門家は、トランプ政権が今後、中共への圧力を一層強化する可能性があると見込んでいる。
昨年ファーウェイが発表したプロセッサーチップ「Ascend(昇騰)910B」は、中芯国際(SMIC)が製造したとされていたが、CSISの最新報告によると、実際にはファーウェイがペーパーカンパニーを通じてTSMCに発注し、米国の制裁を巧妙に回避していたと言う。
情報筋によると、ファーウェイは、現在200万個以上の910Bプロセッサー用ロジックダイ(裸晶)を保有しており、この数量は、次世代プロセッサー「Ascend 910C」の生産に十分な量だ。
関連記事
台湾の著名司会者・蔡康永氏が民進党候補の選挙集会に出席したことで、中国での広告やインタビュー記事、番組が相次いで削除された。元産経台北支局長矢板明夫氏は、中国で稼ぐことは「悪魔から小遣いをもらうようなものだ」と指摘
中国共産党がチベットでドローンや顔認識、AIを組み合わせた監視体制を拡大している。法輪功学習者への監視や、生体認証・予測型警務、海外への統治手法の広がりも報告されている
習近平の健康状態をめぐり再び注目が集まっている。米メディアは、訪米時に中国側が5時間の休憩時間や専用休憩室を求め、歩行距離や立っていられる時間まで考慮して日程を組んだと報じた
習近平の9月の訪米で、中国側がホワイトハウス内の専用休憩室を要請し、日程には約5時間の空きが設けられたと米紙が報道。健康状態への関心が再び高まっている
中国共産党では第21回党大会に向けた人事が動き始めている。高級幹部の高齢化と世代の断層を背景に、1970年代生まれの幹部が中央委員会にどこまで進出するのか。習近平体制の人事と有力候補を分析