三菱UFJもNZBA脱退か 脱炭素枠組みから脱退する企業が増加
ブルームバーグによると、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が、銀行業界の温室効果ガス排出量削減を目指す国際的枠組み「ネットゼロ・バンキング・アライアンス(NZBA)」から脱退する方針を固めた。関係者によると、MUFGは今後の対応方針を社内で協議しており、正式な決定は近日中に発表される見通しのようだ。脱退すれば三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)野村ホールディングス(HD)に続いて3社目の脱退となる。
NZBAは、国連が主導する「グラスゴー金融同盟(GFANZ)」の一部で、2021年4月に設立された。世界の主要銀行が2050年までに融資・投資ポートフォリオの温室効果ガス排出量を実質ゼロ(ネットゼロ)にすることを目標に掲げている。加盟銀行は、各国のパリ協定目標に沿った排出削減目標の設定や、進捗状況の定期的な報告を義務付けられている。
背景としてNZBAが求める排出量削減目標の厳格さと、現実的な融資ニーズとのバランスの難しさがあり、2023年以降、欧米の大手金融機関の間でも脱退の動きが見られている。
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