政府 中国産黒鉛電極に反ダンピング関税 4か月間
政府は2025年3月25日、中国産の黒鉛電極が不当廉売(ダンピング)され、日本の国内産業に損害を与えているとして、4か月間にわたって95.2%の反ダンピング関税を課す政令を閣議決定した。
この措置は、財務省と経済産業省が同年2月28日に行った仮決定に基づくものである。両省によると、中国からの黒鉛電極の輸入価格は、日本国内での販売価格の約半分に過ぎず、明らかに不当な価格設定であったという。調査では、不当廉売率が104.61%に達していることが判明し、これをもとに関税率を設定した。
この問題は、2024年2月、国内メーカーであるSECカーボン、東海カーボン、日本カーボンの3社が、政府に申し立てを行ったことが発端である。政府は、同年4月から正式な調査に着手し、2025年2月には中間報告を公表していた。
関連記事
ノーベル経済学賞は、理論の正しさを保証するものではない。景気変動を抑える政策に目を奪われるあまり、その根本原因を見失っていないか。筆者はオーストリア学派の視点から、金融緩和が生むゆがみと経済学の本質を問い直す
中国でAI投資が過熱するなか、人民銀行の周小川・元総裁が金融危機のリスクを警告。データセンターの低稼働率、地方政府による巨額投資、消費低迷、水不足など、中国AI産業が抱える問題を探る
AI生成があふれる時代、人間の創造性や「本物」の価値はどう変わるのか。ジェボンズのパラドックスから、AI時代の希少性と創作の未来を読み解く
FRBのウォーシュ議長はIMF年次総会で、主要中銀による協調的な金融引き締めの現状を総括した。世界経済の想定以上の強靱さやAIがもたらす生産性向上への期待を語る一方、労働市場の混乱や下振れリスクに警戒感を示した
米巨大ITによるAI投資の急拡大と現実的リスク、そして中国共産党が「発展途上国の支援」を偽り進めるデジタル支配の罠を検証。自由と安全保障を守るための賢明な判断と技術選択を提言する