ブリュッセル、ベルギー - 2月13日: ピート・ヘグセス米国防長官は、2025年2月13日にベルギーのブリュッセルにあるNATO本部で国防大臣会合の終了に伴い閉幕記者会見を行う。 NATO国防大臣らはマーク・ルッテNATO事務総長が議長を務める会議のためにブリュッセルに招集されている。ヘグセス氏は、トランプ新政権のメンバーによる初めてのNATO訪問となった。同盟国にとっての最重要課題は、ウクライナ戦争がロシアの全面侵攻から3周年に近づく中、米国がウクライナ戦争の軌道にどのような影響を与えるつもりなのかを見極めることだろう。 (写真提供:オマール・ハバナ/ゲッティイメージズ)

ヘグセス米国防長官「台湾侵攻の代償を高くし 平和的解決を唯一の選択肢に」

ヘグセス米国防長官は5月31日、中国共産党(中共)が軍事準備を加速させ、2027年までに台湾侵攻能力を有することを目指していると発表した。アメリカの戦略は、台湾侵攻の代償を極めて高くし、平和的解決以外に選択肢がない状況を築くことにある。

ヘグセス氏は「中共が武力で台湾を征服しようとする試みは、壊滅的な結果を招き、インド太平洋地域や世界全体に影響を及ぼす」と述べた。

また、ヘグセス長官は5月31日、「アジア安全保障会議「シャングリラ・ダイアローグ」で演説し、アメリカは各国の生活様式、文化、価値観を尊重し、共存共栄を望んでいると述べた。これに対し、中共はインド太平洋地域への干渉を一層強めており、武力行使に踏み切る可能性も高まっていると警告した。

▶ 続きを読む
関連記事
米英豪の安全保障枠組み「AUKUS」が2027年までの水中ドローン開発プロジェクトを発表。オーストラリアでの造船所投資や潜水艦建造計画も進み、インド太平洋地域での軍事防衛力の大幅な強化を目指す
米国と欧州連合(EU)が中国に関税を課すなか、中国共産党政権は新たな輸出市場を模索することになる
トランプ米大統領がイランとの新合意条件を提示。ホルムズ海峡の即時開放や隠された濃縮ウランの捜し出しを要求し、まもなく最終決定を下すと表明した。一方、イラン側は軍事力を背景に強硬姿勢を崩していない
カナダで神韻公演への爆破予告や公的劇場への契約拒否など、中国共産党の不当な介入が相次いだ。法輪大法協会は「内政干渉を禁じたウィーン条約違反」と訴え、表現の自由と国家主権を守る徹底調査をカナダ政府に求めた
EUが対中貿易の見直しへ。中国製品の大量流入と貿易赤字の拡大を受け、欧州委員会は「持続不可能」との認識を示し、産業保護策の強化を検討している