陸上自衛隊第101不発弾処理隊 Xアカウント スクリーンショット(提供:陸上自衛隊 第101不発弾処理隊)

沖縄・嘉手納弾薬庫地区で不発弾爆発 自衛隊員4人がけが 処理作業中の爆発は初

9日午前11時すぎ、沖縄県読谷村のアメリカ軍嘉手納弾薬庫地区内にある県管理の不発弾保管庫で爆発が発生し、陸上自衛隊第101不発弾処理隊に所属する自衛隊員4人がけがをした。けがをした4人はいずれも男性で、年齢は20代から40代。手のけがや耳鳴り、やけどなどの症状を訴えて病院に搬送されたが、命に別状はないという。

防衛省や沖縄防衛局、消防の発表によると、事故が起きたのは不発弾の「再識別作業」、すなわちサビを落として不発弾の種類や状態を再確認する作業中だった。爆発は小規模で、現場で火災などの発生は確認されていない。負傷した自衛隊員のうち1人は左手にけがを負い、他の3人は耳鳴りや難聴などを訴えている。全員が軽症から中等症とされている。

現場となった不発弾保管庫は、沖縄県が管理し、自衛隊が回収した不発弾を一時的に保管する施設である。今回の爆発は、保管庫付近での不発弾処理作業中に発生したものであり、こうした作業中の爆発事故が発生したのは初めてとみられる。警察や消防、自衛隊など関係機関が現場の状況や爆発の詳しい原因を調べている。

▶ 続きを読む
関連記事
インテリジェンスの司令塔となる「国家情報会議設置法」が成立。高市総理は会見で、本法が情報力を高め国益や国民の安全を守るための「改革の第一歩」であると意義を強調した
日本はもがみ型護衛艦のニュージーランド輸出を推進。日豪NZの防衛協力強化と相互運用性向上を狙い、中国の海洋活動への対応も視野に協議が進む
戦後の厳格な制約の下、致死的兵器の輸出はほぼ完全に禁止されていた日本の防衛産業。日本の防衛産業の成長と米国の調達改革が組み合わさり、同盟国全体の防衛産業のあり方が大きく変わる可能性がある
イラン戦争による在庫の大量消費に伴い、米国の武器引き渡しが台湾だけでなく、日本および欧州同盟国向けの遅延している
日・ラオス外相会談が開催。中国共産党の「一帯一路」による過度な債務依存に苦しむラオスに対し、日本は「自律性・強靱性」の強化を支援。高市総理が掲げる「パワー・アジア」を通じ、中共の脅威を防御する