フェンタニル不正輸出疑惑 岩屋外相「日米協議に影響なし」と強調
合成麻薬フェンタニルの不正輸出に関し、中国の犯罪組織が日本国内に拠点を設けていた疑いが報じられたことを受け、岩屋毅外務大臣は27日、記者会見で「現段階で日米関係や日米協議に影響はない」との認識を示した。
日本経済新聞は26日、名古屋市に設立された法人が中国の化学品メーカーと連携し、フェンタニルの原料を管理し米国向けに不正輸出していた疑いがあると報じた。米国ではフェンタニルの過剰摂取による死者が年間数万人に上るなど、深刻な社会問題となっている。
岩屋外相は会見で「我が国はフェンタニルを含む薬物の管理を厳しく行っている。違法薬物の製造、販売、所持・使用、許可を得ない輸出入を絶対に許さないという観点で、これまでも適切に対応してきた」と強調した。その上で「フェンタニルの国際的な違法製造・流通ネットワークを断ち切り、さらなる被害を防ぐことが重要だ」と述べ、米国や国連薬物・犯罪事務所(UNODC)など国際機関と連携し、違法薬物の根絶に積極的に取り組む方針を示した。
関連記事
高市早苗首相は8月30日、自身のXを更新し、ホルムズ海峡が事実上閉鎖されたことでペルシャ湾内に滞留していた日本人乗組員全員が、すでに脱出したと明らかにした。日本籍船もすべて脱出を完了しているという
法務省出入国在留管理庁は、令和8年10月1日から在留資格の変更許可、在留期間の更新許可、永住許可にかかる手数料を改定する。経済的に困窮する人への減額措置なども含まれる
出入国在留管理庁は、2024年の出入国管理及び難民認定法(入管法)改正に伴い、新設する「永住者の在留資格の取消 […]
防衛省と日本製鉄は8月28日、広島県呉市にある同社瀬戸内製鉄所呉地区の跡地約130ヘクタールについて、防衛省が取得する土地取得契約を締結。跡地には、自衛隊の活動施設や防衛装備品の製造・研究施設、防災設備を備えた「多機能な複合防衛拠点」が整備される
日本の超党派国会議員団は8月27日、北京で中共中央対外連絡部の陸慷副部長と会談し、中国で拘束されている日本人の早期解放を要請し、レアアースなど軍民双方に利用できる品目の輸出許可が遅れている問題について改善を求めた。また東、南シナ海における中共軍の活動拡大についても懸念を伝えた。一方、邦人の解放や輸出許可を巡る具体的な進展は報じられていない。