2023年、タリスマン・セイバー(U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 2nd Class Thomas B. Contant)(提供:海上自衛隊)

自衛隊 多国間共同訓練「タリスマン・セイバー25」に参加へ

統合幕僚監部は令和7年6月27日、米国とオーストラリアが主催する多国間共同訓練「タリスマン・セイバー25」への自衛隊の参加を発表した。この訓練は平成17年(2005年)から隔年で実施されており、今回で11回目となる。自衛隊は平成27年(2015年)に初めて参加し、今回が6回目の参加となる。「タリスマン・セイバー(Talisman Saber)」とは,「魔除けの軍刀」を意味する。

訓練の目的は、自衛隊の統合運用能力の維持・向上を図るとともに、米国やオーストラリアをはじめとするインド太平洋地域の各国軍との連携や信頼関係を強化し、地域の平和と安定に貢献することにある。訓練期間は令和7年7月13日から8月4日までで、オーストラリアのクイーンズランド州やニューサウスウェールズ州、その周辺の海や空で行われる予定だ。

今回の訓練には、日本以外にもアメリカ、オーストラリア、カナダ、フィジー、フランス、ドイツ、インド、インドネシア、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、パプアニューギニア、フィリピン、シンガポール、韓国、タイ、トンガ、イギリスの計19カ国が参加する。自衛隊からは約1500人が派遣され、護衛艦「いせ」「すずなみ」「おおすみ」も参加する。

▶ 続きを読む
関連記事
8月15~20日にかけ、ロシア艦艇が宗谷・対馬海峡を航行し、中国軍機は東シナ海で飛行。北朝鮮も弾道ミサイルを発射した。日本周辺の複数海空域で緊張が続く
日豪両防衛相は、長射程ミサイルの発射試験で協力する方針を確認した。国内で十分な試験空間を確保しにくい日本は、豪州の広大な試験場を活用し、反撃能力の実効性向上を目指す
8月18日午後0時55分ごろ、那覇空港で、航空自衛隊那覇基地所属のF15戦闘機がB滑走路に着陸した後、滑走路上で動けなくなるトラブルが発生した。この影響で、同空港の海側にあるB滑走路が閉鎖された。
8月15日、日本は81回目の終戦の日を迎える。その2日前の13日、ロシアのプーチン大統領が北方領土の択捉島を訪れたという。なぜ今、プーチン大統領は択捉島を訪問したのだろうか
中露艦隊による「日本一周」航行の直後、ロシアと中国の情報収集機が連日、日本周辺を飛行した。領空・領海の侵犯は避けつつ、海空両面から圧力をかけるグレーゾーン行動が続いている。