中国の猛暑 公式発表は現実と乖離
中国の災害級の高温続くも「永遠の39℃」【動画あり】
猛暑が続く日本列島だが、お隣の中国でも各地で災害級の高温が続き、市民生活に大きな支障が出ていた。だがその一方で、中国気象当局は気温を「39℃以下」に抑えた発表を続けており、現実との乖離がSNSを中心に大きな波紋を広げた。
7月3日、湖北省武漢市の解放公園に設置された表示板には「47.3℃」と記録されていた。にもかかわらず、中国気象局の公式発表ではこの日も「39℃」以下だ。
中国当局の発表する気温が毎年のように39℃以下に抑えられるのは、もはや「恒例行事」と言ってもいい。まれに40℃を超えることがあっても、せいぜい41℃止まりで、こうした「数字の操作」は、中国では誰もが知る暗黙の了解だ。
関連記事
中国の夜空でドローンが「謎の霧」を散布。十数省で相次ぎ報告され、焦げた臭いに住民が騒然。当局は沈黙したまま…何が起きているのか。
中国の鉄鋼業は不動産不況やインフラ投資減速により縮小傾向。2025年までに鉄鋼輸出が5割減少すると指摘している
小野田紀美科学技術相は5日の記者会見で、南鳥島沖で進められる国産レアアース採掘に向けた深海試験について、「我が国の経済安全保障上、極めて重要な取り組みだ」と述べ、研究開発への期待を示した。
中共外交部の報道官が数日間にわたり、サンフランシスコ平和条約(1951年)の合法性を否定し、国際法上の効力を持つのはカイロ宣言とポツダム宣言であると強調したことが、国際社会や法学界で議論を呼んでいる。日中間で「台湾有事」をめぐる外交的緊張が高まるなか、事態は新たな局面に入った
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。