防衛装備庁に納入した実験機(提供:SUBARU)

新たな防衛技術への一歩 SUBARUが遠隔操作型支援機の実験機納入

株式会社SUBARUは2025年7月9日、防衛装備庁に対し、遠隔操作型支援機技術の研究に用いる実験機を納入したと発表した。今回の納入は、有人航空機と連携して飛行する無人航空機の技術開発を目的としたものであり、今後の日本の防衛技術の発展に寄与するものとみられる。

防衛装備庁航空装備研究所では、有人戦闘機と協力して任務を遂行する無人機の研究を進めている。その一環として、無人機が自律的に最適な飛行経路を生成し、有人機のパイロットが複数の無人機を遠隔で管制できる技術の実現を目指している。SUBARUは、これまで50年以上にわたり無人機分野で技術開発の実績を積み重ねてきており、今回の実験機でも設計・製造および飛行試験を担当した。

納入された実験機は、実際に編隊飛行や自律飛行などの試験を行った後、防衛装備庁に引き渡された。今後は防衛装備庁がこの実験機を用いて、さまざまなミッションを模擬した飛行試験を実施し、SUBARUも技術支援を続ける予定である。

▶ 続きを読む
関連記事
防衛省は27日、海上自衛隊のイージス艦「ちょうかい」が米国での改修と訓練を経て、巡航ミサイル「トマホーク」の発射能力を確保したと発表した。
イラン革命防衛隊は、ワシントンがイランのエネルギー施設を標的にした場合、米国株を保有するあらゆる企業を「完全に破壊する」と表明した
米OpenAIは報告書で、中共当局と関係する人物がChatGPTを利用し、SNS上で高市早苗首相の政治的イメージを損なうための否定的な情報発信を試みたと明らかにした。
イランによるホルムズ海峡封鎖やエネルギー施設への攻撃を受け、日本と欧州主要国が航路の安全確保に向けた共同声明を発表した
小泉防衛相は会見で、スタンド・オフ防衛能力の配備に関し、抑止力の向上により武力攻撃の可能性自体を低下させると強調。統合幕僚長の発言への誤解を否定し、熊本県等と連携して丁寧な説明に努める方針を示した