2025年7月21日、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、ウクライナのゼレンスキー大統領が今週中に新たな和平交渉を行うことを提案したことを受け、ロシア側がウクライナとの交渉再開の日程を検討していると述べた。写真は2023年5月25日、ペスコフ氏がモスクワで開催されたロシア大統領とアルメニア首相の会議に出席した際の様子。(Ilya Pitalev/SPUTNIK/AFP via Getty Images) (Photo by Ilya PITALEV / SPUTNIK / AFP) (Photo by ILYA PITALEV/SPUTNIK/AFP via Getty Images)

ウクライナが和平交渉の再開を提案 クレムリンは具体的な日程を調整中

ウクライナのゼレンスキー大統領が、今週中にロシアとの新たな和平協議を開催するよう提案したことを受け、クレムリンは21日、現在ウクライナ側と第3回目となる会談の日程を調整中であると明かした。

ロシアのペスコフ大統領府報道官は、「日程が確定し次第、速やかに公表する」とメディアに語った。また、現在両国はそれぞれが提出した停戦草案について協議しており、「両者の提案は対立していて、今後も多くの外交的な調整が必要である」と述べた。

ウクライナとロシアは今年5月と6月、トルコ・イスタンブールでこれまでに2回直接会談を行った。停戦合意には至っていないものの、大規模な捕虜交換や遺体返還については合意している。ロシア側は、2022年にロシアが一方的に編入を主張した4地域からのウクライナ軍撤退を要求しているが、ウクライナ側はこれを強く拒否し、完全停戦やNATO加盟を含む自国の主権を重視するとしている。

▶ 続きを読む
関連記事
英誌「ネイチャー」に掲載された中国名門大の論文2本が撤回。研究チームの原データ改ざん疑惑が浮上し、大学幹部の更迭にも発展している。
台湾初の国家中核技術漏えい事件でこのほど判決が言い渡され、TSMC(台湾積体電路製造)の元社員2人が営業秘密を漏えいしたとして、それぞれ懲役10年と6年を言い渡された。東京エレクトロンは監督不十分として賠償責任を問われている
トランプ米大統領は、ハマスなどガザ地区の武装組織を全面的に武装解除する「歴史的合意」を発表した。合意は段階的に実施され、イスラエル軍の撤退や新たなパレスチナ政府への統治移管を目指す
カナダ産原油を積んだタンカーが、2025年初頭以来初めて日本に向かっている。中東産原油の供給が逼迫するなか、日本が調達先の多様化を進める一方、カーニー首相はエネルギーを対米貿易交渉の材料にしない考えを示した
スペースXは中国で製造された重要部品の調達を禁止。取引先に対し、中国人をスペースX関連製品の製造に関与させないよう求めている。工場内で使用されている中国ブランドの監視設備やネットワーク機器も、全部交換するへ