株価急騰 イメージ画像(Shutterstock)

日経平均株価が年初来最高値を更新 日米関税交渉合意が追い風

23日、東京証券取引所で日経平均株価の終値は4万1171円32銭となり、今年の最高値を更新した。前日比で1396円高と大幅な上昇を記録した。市場関係者によれば、上昇の主な要因は、日本とアメリカによる関税交渉の合意が成立したことへの安心感である。

今回の日米関税交渉では、アメリカのトランプ大統領が自身のソーシャルメディアで22日、日本に対する相互関税を従来予定されていた25%から15%に引き下げることで合意したと発表した。さらに、自動車にかかっていた関税も、引き上げを回避し15%に抑えられた。これにより、日本の自動車産業や輸出関連企業への大幅な悪影響が避けられるとの見方が広がった。

石破茂首相も23日午前、今回の合意について「これまでで最も低い水準の相互関税設定である」と説明し、日本産業と経済への影響が抑えられたことを強調した。自動車の関税だけでなく、重要分野である半導体・医薬品などの対米投資拡大に向けても政府が積極的に支援を行う方針が明らかにされた。

▶ 続きを読む
関連記事
14日、東京で開催された第10回日韓財務対話の要点を解説。急激な円安・ウォン安への強い懸念の共有や、経済安全保障における連携、先進的な投資環境の整備など、今後の協力方針をまとめた
国民生活や経済の基盤となるエネルギー問題。中東での原油生産減少に対し、日本や世界はどう動いているのか。最新の外務大臣談話をもとに、市場安定化に向けた取り組みと日本政府の対応方針を紹介する
高市首相とIMFのゲオルギエバ専務理事による会談が行われ、IMF側が日本の経済政策へ支持を表明した。専務理事は同日東京のシンポジウムで「想定外の事態への備え」の重要性について語った
10日の日経平均株価は、中東情勢の早期収束期待から一時1900円を超える大幅反発となった。トランプ米大統領の発言を受けた米株高や原油安を背景に、半導体関連などの主力株が相場を力強く牽引している
9日、日経平均株価は過去3番目の下げ幅となる2892円安を記録するも過度な悲観は不要か?