コーヒー文化において、アメリカではテイクアウトが一般的。他の多くの国とは異なります。写真はコーヒーとコーヒー豆。(Fotolia)

世界のコーヒー文化を比較──ちょっと違うアメリカ

世界中で愛されているコーヒーですが、その淹れ方や飲み方は国や地域によってさまざまです。たとえば、アメリカではドリップ式のコーヒーをテイクアウトして持ち歩く人が多いですが、ヨーロッパの一部ではこのようなスタイルはあまり見られません。

米メディア「ハフィントン・ポスト」によると、たまに持ち帰る人もいるものの、多くの人にとってコーヒーは「カフェで飲むもの」です。一人で座っていても、友人と一緒にいても、あるいはバーカウンターで立っていても、コーヒーはカフェの中で楽しむものとされています。仕事中に突然コーヒーが飲みたくなったときも、カフェへ行くべきなのです。

イギリスのカフェ運営責任者で共同オーナーのジャック・フォスター氏は、「コーヒー文化は、その土地の生活スタイルによるものです。たとえばイタリアでは、人々は店のバーカウンターでサッとエスプレッソを飲むのが一般的です。スピーディーで社交的かつ経済的なこのスタイルが、イタリア文化に根付いています」と話しました。

▶ 続きを読む
関連記事
中国茶は、発酵度と製法の違いから「六大茶類」に分かれます。緑茶・黄茶・白茶・青茶・紅茶・黒茶の6つ。香り、味わい、歴史、それぞれの個性を知ると、お茶の楽しみ方がさらに広がります。
新潟県新発田市の老舗蔵元・菊水酒造が2025年10月21日にX(旧Twitter)の公式アカウントで投稿した動画「ふなぐち×カステラ」が話題を呼んでいる。
焼き芋を冷凍してから焼くと、細胞壁が壊れデンプンが糖に変化。甘さも柔らかさも格段にアップし、夜市の味を家庭で楽しめます。
世界のヨーグルトドリンクを味わってみませんか?ヤクルトから宮廷ヨーグルトまで、健康的でユニークな9種の発酵飲料を紹介。甘いだけじゃない、多彩な風味と文化が楽しめます。
韓国旅行で外せないのはスイーツ巡り!伝統と美容・健康が詰まった12の絶品おやつを、ネットユーザーの熱烈推薦と共にご紹介します。