メキシコのシェインバウム大統領 中国製品への新関税を検討 自動車や繊維などが対象
メキシコのシェインバウム大統領は、中国を含む自由貿易協定未締結国からの輸入品に対し、新たな関税を導入することを検討。自動車や繊維など幅広い分野が対象となり、国内産業の保護と米国との連携強化を目的としている。米中競争が激化する中、メキシコの新方針は国際的にも注目されている。
シェインバウム大統領は9月4日、メキシコが中国を含む自由貿易協定を結んでいない国からの製品に対し、新たな関税を課すことを検討していると述べた。
新関税はシェインバウム政権の政策「メキシコ計画(Mexico Plan)」の一環である。アメリカのトランプ大統領が一部のメキシコ製品に関税を課しているのに対し、メキシコの方針は自国産業の振興を目的としたものである。
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