ルビオ米国務長官と中共の王毅外相が電話会談を行った(Andrew Caballero-Reynolds/AFP via Getty Images)

米中外相 国防相連続会談 首脳会談への布石か

ルビオ国務長官は9月10日、中国共産党(中共)の王毅外相と電話会談を行い、7月にマレーシアで開催された会談の議題を継続して協議した。これは、ヘグセス米国防長官と中共の董軍国防相の電話会談に続き、同じ週内に実施された米中間のもう一つの高官級対話である。外部からは、両国の首脳会談に向けた準備の一環と見られている。

米国務省のトミー・ピゴット首席副報道官は声明で、「ルビオ国務長官は、複数の二国間問題についてオープンかつ建設的な対話を維持することの重要性を強調した。両者はまた、クアラルンプールでの会談の延長として、グローバルおよび地域の問題についても議論した」と述べた。

中国外務省は声明で、王毅が会談中、「米中は協力して前進すべきだ」と述べ、両国首脳の戦略的指導と重要な合意を堅持する必要性を強調したと発表した。王毅はまた、台湾問題について米国側に「慎重な言動」を求めた。

▶ 続きを読む
関連記事
10日、米国のヘグセス戦争長官とダン・ケイン統合参謀本部議長は、国防総省で記者会見を開いた。ヘグセス長官は、米軍がイランに対する攻撃をさらに強化すると表明し、ロシアに対し、この紛争に介入すべきではないと警告した。
トランプ大統領の発言による原油価格下落と、中国の燃料高騰、TSMCの過去最高益、日韓台の経済格差を伝える経済ニュース
欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長は10日「欧州が電力構成の中で原子力の比率を減らしたことは戦略的な誤りだった」と述べた
中共の官製メディアは、ロシア・ウクライナ戦争と比べても、米軍によるイランへの軍事攻撃の報道を低調にとどめている。特にハメネイ師の暗殺や、イラン市民が体制転換を求める動きについてはほとんど報じていない。イラン情勢と中国国内の現況を重ね合わせてたくないとの思惑があると指摘されている
トランプ大統領は、イランがホルムズ海峡の海上輸送を遮断すれば、米国は「20倍の打撃」を与えると警告した。中東情勢の緊張が続く中、トランプ氏は海峡の安全確保に向けた対応も検討していると明らかにし、市場では原油価格が下落