東京出入国在留管理局(清川茜/大紀元)

サッカーチーム偽装のパキスタン人22人が日本から国外追放 国内に拡がる外国人の不法滞在問題

パキスタンの連邦捜査局(FIA)は火曜日、サッカーチームを装った22人の男性グループが偽造渡航書類を使用していたことが判明し、日本から国外追放されたと発表した。  

人身売買詐欺の重要容疑者であるマリク・ワカスは、「ゴールデン・フットボール・トライアル」という名称でサッカークラブを登録し、22人から総額400万ルピー(約670万円)を受け取っていた。パキスタンサッカー連盟の偽造登録証や外務省の偽造書類なども準備していた。  

22人はシアルコート国際空港から出発し日本に到着したが、当局が書類の偽造を確認し、国外追放となった。FIAによれば、ワカス容疑者は2024年1月にも同様の手口で17人を日本へ送り込んだことを自白している。

▶ 続きを読む
関連記事
留学生の学費は見直しが進む。早稲田大が引き上げを検討し、東北大は2027年度から1.7倍の90万円へ。支援体制の負担増が背景にある。
国内線の路線維持に向け、国土交通省が航空会社どうしのダイヤ調整を、減便せず便数を保つことを条件に認める方針を示すことになった。便が同じ時間帯に集中する課題を改善し、搭乗率の向上につなげたい考えだ。
次期米大統領選の鍵を握るZ世代。彼らは傍観者ではなく、困難な経験から育まれた切迫感と多様な意見で政治を動かし始めている。既存政党は彼らの「言葉」を理解し、対応できるのかを問う
古代から続く中国伝統文化の精神を現代に甦らせる神韻芸術団。その豊かな芸術世界を紹介する「神韻作品」ポスター展が、12月と1月に東京都内で開催される
三年もの間、民の課役をゆるし倹約を貫いた仁徳帝。民の竈の煙に安らぎを見いだしたその御心は、豊かさの本質を問い直す今の日本にも静かに響いている