トランプ米大統領 シリア大統領と会談 「シリアの成功に全力を尽くす」
トランプ米大統領は11月10日、ホワイトハウスでシリアのアフマド・シャラア大統領と会談した。1946年にシリアがフランスから独立して以来、同国の首脳がホワイトハウスを公式訪問するのは初めて。
通常と異なり、ホワイトハウスは今回の訪問を極めて控えめに扱った。歓迎式典は行われず、シャラア氏は側面の入口から入館した。報道陣はその姿を一瞬しか確認できなかった。
一般的に、外国首脳の訪問時には記者団が大統領執務室(オーバルオフィス)に入ることが許されるが、今回は取材が全面的に制限された。
関連記事
トランプ大統領とムハンマド王太子がワシントンで会談。AI・エネルギー・防衛分野で総額2700億ドル超の契約が続々成立。サウジは米国投資を1兆ドルに倍増表明、F-35売却も承認へ。
サウジのムハンマド・ビン・サルマン王太子が米国への投資を1兆ドルに拡大。トランプ大統領との会談で両国の戦略的協力や中東安定の行方が注目されている。
サウジのムハンマド・ビン・サルマン王太子がホワイトハウスを訪問。米サウジ関係の転換点となる防衛・外交・AI・中東和平の議論が交わされる。
国連安保理は米国案のガザ和平計画を支持し、国際治安維持部隊の派遣権限を承認。パレスチナ国家樹立にも言及
シリア政府は10日、トランプ米大統領との会談を受け、過激派組織「イスラム国(ISIS)」の掃討を目的とするアメリカ主導の国連軍に参加することで合意した。シリア政府関係者が明らかにした。