2025年9月、中国共産党は国産ステルス戦闘機J-35(殲-35)が空母からの離艦に成功したと発表した。外観は米F-35戦闘機に酷似しているが、実戦投入の可否には依然として疑問が残る。(写真=米海軍F-35Cステルス戦闘機。U.S. Navy/Dane Wiedmann)

中国J-35戦闘機が空母運用に課題 元F-35指揮官が指摘

中国最新のステルス戦闘機J-35(殲-35)が空母からの発艦に成功し話題に。しかし米国元F-35指揮官は、技術・運用両面で課題が山積していると指摘した。J-35の実戦配備はなぜ難しいのか、米中の軍事力の本質的な違いと共に徹底解説。

中国共産党は今年9月、新型ステルス戦闘機J-35が空母「福建」から初めて離陸したと発表し、国内外の注目を集めた。しかし、J-35が空母艦載機として実戦運用に耐え得るかについては、軍事関係者の間で懐疑的な見方が広がっている。

元F-35作戦飛行隊の指揮官で、海兵隊員として唯一F-22「ラプター」を操縦した経験を持つデイヴ・バーク氏は、「戦争の勝敗を決するのは戦闘機ではなく、それを操る人間である」と指摘する。

▶ 続きを読む
関連記事
米軍は、中共による軍のネットワークや重要インフラへの侵入に対抗し、太平洋地域のサイバー防衛体制の統合を進めている。専門要員や機材をハワイに配備し、有事の通信遮断や部隊展開の妨害に備える
米国防総省の「軍事基地90日間独立計画」は世界大戦の兆候なのか。本記事では、サイバー攻撃等のインフラ脅威に備える現実的な国防戦略の背景を解説し、過剰な戦争の憶測の誤りを指摘する
大規模な戦争は電力網をまひさせ、供給網を寸断し、米本土の重要インフラを脅かす可能性があり、米軍の作戦能力が脅かされる。米戦争省が進めている「終末計画」とは
トランプ米大統領は6日、米政府と防衛関連企業アンドゥリル・インダストリーズが共同で66億ドルを投じ、メリーランド州ボルティモア近郊に、先端技術を活用した新たな防衛用造船所を建設すると発表。潜水艦と自律型水中システムの生産能力を拡大する
米軍がメキシコ国境で対ドローン技術を本格試験。麻薬組織による無人機の侵入は30日間で378件に上る。レーザーで11機を撃墜したほか、AI搭載の迎撃システムなど最新装備も投入