中国で不動産価格下落・資産縮小 富裕層は保険と金を購入
ここ数年、中国の不動産市場は低迷が続いており、各都市で住宅価格の下落が止まっていない。最新の調査によると、かつて不動産投資を好んでいた中国の富裕層は次々と投資方針を転換し、保有している不動産を売却する一方で、高額な保険商品や金(ゴールド)を購入する動きが広がっている。
民間シンクタンク・胡潤研究院が発表した「2025年中国高純資産層リタイアメント戦略報告」によると、これまで中国の富裕層の資産拡大は、主に不動産価格の上昇と企業からの配当によって支えられてきた。しかし、今後数年間については、不動産や銀行の金融商品の比率を引き下げる一方で、保険、金、株式といった資産への配分を増やす計画を立てているという。
米国の経済学者・黄大衛氏は、中国の富裕層が不動産から撤退している主な理由について、次の三点を挙げている。
関連記事
チェコのプラハ市裁判所で、中共官製メディア「光明日報」の特派員、楊藝明被告の初公判が始まった。検察は、記者の身分を隠れみのに中共の情報機関の指示を受け、チェコやスロバキアで政治・経済情報を収集したと主張
米ミズーリ州、通販大手テム(Temu)を提訴。訴状は、位置情報や端末情報などを同意なく収集し、中国共産党当局に渡す恐れがあると指摘。未成年者保護や知財侵害なども問題視し、州民にアプリ削除を呼びかけた
バックしては突進、また激突。中国で警察車両に何度も体当たりする男性。警察は「操作ミス」と説明したが、映像に疑問の声が相次ぐ
茂木外相は、中国代表団による北方領土・択捉島への訪問をめぐり、「決して受け入れられない」と強調。北方領土は日本固有の領土との立場を示し、中ロ両国に政府の立場を伝え、適切な対応を求めた
IMFは中国の経済成長率見通しを下方修正した。不動産市場の低迷や消費・民間投資の弱さが続く一方、中国経済は輸出への依存を強めている。EUとの貿易摩擦や「中所得国の罠」など今後のリスクを読み解く