米大学への外国資金 中国関連約60億ドル 安全保障に懸念
米国教育省はこのほど、「外国資金透明化プラットフォーム」を正式に稼働させた。一般市民が米国の大学にどの程度の外国資金が流入しているかを閲覧できるようになった。最新データによると、外国から米国の高等教育機関に流入した累計寄付額は620億ドル(約9兆3千億円)を超え、その中でカタールが最多となっている。一方、中国本土と香港からの資金は合計で約60億ドル(約9千億円)に達し、上位に位置する。米国議会は、これらの資金は単なる寄付ではなく、中共が大学キャンパスに浸透し、重要な研究成果を入手し、優秀な人材を誘致するための戦略的手段であると指摘し、国家安全保障上の重大な懸念を示した。
米国教育省は「高等教育法」第117条に基づき、「外国贈与・契約オンラインプラットフォーム」を開設し、外国政府、機関、個人が米国の高等教育機関に寄付または提供した資金を公開した。これにより、一般市民やメディア、立法関係者が自由にデータを閲覧できるようになっている。
現行の規定では、米国の大学が同一の外国から年間総額25万ドル(約3750万円)以上の寄付または契約を受けた場合、教育省への報告が義務付けられている。このプラットフォーム上に統合された全米の大学の報告によると、外国からの寄付および契約金の総額はすでに620億ドル(約9兆3千億円)を超えている。
関連記事
中国とネパールの国境地帯で大規模な鉄砲水と土石流が発生し、多数の死者・行方不明者が出た。ネパールが被害情報を随時公開する一方、中国側では発表の遅れやSNS投稿の削除が指摘され、情報統制への批判が出ている
トランプ米大統領は8月27日、大統領執務室での記者会見で、ロシアのプーチン大統領が北大西洋条約機構(NATO)加盟国を攻撃し、ウクライナとの戦争を拡大することはないと述べた。
8月24日、中国航空宇宙研究所は、中共の国防研究機関が世界の研究ネットワークとどのようにつながっているかを分析した報告書を発表した。
イクロソフト共同創業者のビル・ゲイツ氏は、AIの発展が社会や経済に巨大な影響を及ぼす一方、世界はまだ十分な準備ができていないと警告した
中国は、カナダと米国の貿易を巡る亀裂を戦略的に利用して両国間の対立をあおり、北米を分断しようとしていると、アジアおよび米中関係の専門家が指摘している。