2025年12月15日、香港で行われた民主派メディア王ジミー・ライ氏の国家安全保障裁判で、判決を聞くために西九龍法廷に入る列に並ぶ人々を警察官が監視している(Leung Man Hei/AFP via Getty Images)

香港の「一国二制度」を裏切ったのはジミー・ライではない 壊したのは北京だ

1月12日から数日間にわたり、香港高等法院(高裁)では量刑軽減に向けた審理(情状酌量の申し立て)が行われている。この手続きは有罪か否かを争うものではない。有罪はすでに確定しており、焦点は判決内容にある。「リンゴ日報」の創業者であり、実業家、カトリック信徒、そして香港で最も著名な自由の守護者の一人である黎智英(ジミー・ライ)に対する有罪判決は、すでに下されているのだ。

今、法廷で行われているのは、疑いの余地など微塵もなかった有罪判決の後に続く、狭い手続き上の段階に過ぎない。法はすでに宣告を終えており、寛大な措置が取られる余地は限られている。

ライの事件は、香港が何を失ったかを象徴する定義的な出来事となった。これはもはや、一人の人間や一つの新聞社だけの問題ではない。かつて香港を中国の他の地域とは異なる存在にし、世界の信頼を勝ち得ていた法的・政治的システムが解体されたことを意味している。

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