日比防衛協定 中共の脅威抑制に重要=専門家
日本とフィリピンは、アメリカ主導の「アジア版NATO」とも言える安全保障体制を強化するため、重要な二つの安全保障協定を締結した。専門家らはこれにより、中国(中国共産党)を抑止し、台湾侵攻に伴うコストを大幅に引き上げる効果があるとみている。
茂木敏充外相は1月15日、フィリピンの首都マニラで、マリア・テレサ・ラサロ外相と物品役務相互提供協定(ACSA)に署名した。協定は、両国の防衛当局間で物資や後方支援を相互に提供するための法的枠組みを定めるものである。
署名に合わせ、日本は、フィリピンに提供した複合艇(高速移動可能なゴムボート)の格納施設を整備するため、600万ドルの政府安全保障能力強化支援(OSA)を供与すると表明した。沿岸防衛能力の強化が目的だ。
関連記事
8月15~20日にかけ、ロシア艦艇が宗谷・対馬海峡を航行し、中国軍機は東シナ海で飛行。北朝鮮も弾道ミサイルを発射した。日本周辺の複数海空域で緊張が続く
インドを公式訪問中の小泉防衛相は8月20日午前(現地時間)、ニューデリーのリーラ・パレスでシン国防相と初めて会 […]
中共政府はフィリピン北部のバタネス諸島に対する中国の主権を主張し、古い記録を根拠に現在の領有権へ疑問を投げかけている。これは沖縄の帰属を不確定とする琉球地位未定論と共通する論理構成がみられる。
今年8月に開かれた宇宙・ミサイル防衛シンポジウムで、米軍高官は異例にも、米国は宇宙空間における指向性エネルギー […]
世界貿易の「動脈」を誰が握るのか。米国は海峡を、中共は「一帯一路」を軸に覇権を争う。海洋覇権を維持する米国と、陸路で包囲網をかわす中共。米中の攻防が新たな段階に入っている