2025年3月5日、北京の人民大会堂で開かれた中国の形式的立法機関である全国人民代表大会の開会式で警備に当たる警備員(Wang Zhao/AFP/Getty Images)

中国の反腐敗運動 退職官僚にも照準

関係者によると、中国共産党(CCP)は過去の案件を掘り起こし、退職者を再び政治的な監視下に置くことで、反腐敗キャンペーンを拡大しているという。

 

北京市による最新の反腐敗キャンペーンは、現職官僚だけに焦点を当てるものではなくなっている。中国共産党(中共)の規律監督制度に詳しい複数の関係者によれば、この運動は過去に深く踏み込み、退職した幹部の再調査、長く決着済みとされてきた案件の再開、歴史的な検証を政治的統制の手段として用いる方向へと広がっている。

▶ 続きを読む
関連記事
現在、中国の首都北京で開催されている中国共産党の重要政治会議「両会(全国人民代表大会および中国人民政治協商会議)」で、全国政協主席で序列4位の王滬寧が、習近平に対して頭を下げ腰を折るように礼をする場面が見られた。中国政治において異例の行為とされ、国内外の注目を集めている。
最新の情報によると、中共の秦剛前外相は、「国家指導者」から副部級(次官級)へと降格し、早期退職したという
ハドソン研究所のジネブ・リブア研究員は、「壮絶な怒り作戦」が習近平と中共の戦略構想に多方面で深刻な打撃を与えたと指摘し、習近平は対応に追われ、中南海の指導部も足並みを乱している
マドゥロ氏逮捕とハメネイ師殺害作戦から、独裁政権の崩壊には側近の離反や内部情報の流出が大きく関わっていると見られる。中国共産党党首の習近平の周辺にも同様の内通者が存在する可能性があるのではないか
複数のメディアは、ハメネイ師の死後、中共とイランの外相が電話会談を行い、在イラン中国大使館に対してすべての機密資料を直ちに廃棄するよう指示したと報じた。対象には「中・イラン25か年包括的協力協定」の具体的な実施計画も含まれていたという