2026年1月24日、中国共産党中央軍事委員会副主席の張又俠および軍事委員の劉振立が立件調査を受けていると発表され、かつて7人いた中央軍事委員会の委員は、現在わずか2人しか残っていない(Getty Images/大紀元合成)

中南海に走る激震 張又俠失脚で加速する軍内部の動揺

中国共産党中央軍事委員会副主席の張又俠と、同委統合参謀部参謀長の劉振立が1月24日、公式に失脚したと発表された。専門家の間では、中国共産党(中共)指導部内部の権力闘争の苛烈さが段階上げし、指導層全体が深刻な不安定状態に陥っているとの見方が強まっている。

張又俠の失脚は、中南海に強い衝撃を与えている。事情に詳しい識者は、「誰もが次は自分ではないかと警戒している状況だ」と指摘する。

米NYに位置する飛天大学人文科学系の章天亮教授は、張又俠について「人脈では、張又俠は習近平の幼なじみであり、実力では、軍内で唯一団級での実戦経験を持ち、ベトナム戦争にも参加した人物だ」と説明。「父親の張宗遜は建国期の上将で、いわゆる『紅二代』に属する。そのような人物ですら短期間で失脚したという事実は、他に例外が存在しないことを示している」

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