拘束されたとされている張又侠(新唐人テレビのスクリーンショット)

中共軍が中央の指令に消極的に抵抗 習近平の支配力に揺らぎ

張又俠と劉振立の失脚後、中央軍事委員会が各級部隊に対し立場表明や学習を求める指示を出しているにもかかわらず、複数の軍区が沈黙を保つか消極的に対応しているとの情報が伝わっている。

末端部隊では、習近平に対する揶揄が見られるとの指摘もある。分析では、こうした動きは軍内での習近平の威信が失われつつあることを示し、政権発足以降で最も深刻な危機に直面している可能性があるとされる。

関係筋によると、張又俠と劉振立の失脚後、中央軍事委員会弁公庁は少なくとも2本の文書を出し、各級部隊に対し中央と歩調を合わせ、学習と立場表明に協力するよう求めた。

▶ 続きを読む
関連記事
中共中央軍事委員会副主席の張又侠と、同委統合参謀部参謀長の劉振立が今月28日、解任された。1月の「重大な規律違反」調査発表から半年余り。なぜこれほど時間がかかったのか。習近平の軍統制に何が起きているのか。
米国がイランへの二次制裁を拡大し、金融や海運など幅広い分野への圧力を強化した。イラン産原油の主要な買い手である中国では、銀行や金融システム、貿易への影響を中共内部で分析している
今年上半期、中国で新エネルギーによって発電された電力のうち、出力抑制で利用されなかった量は約360テラワット時 […]
中国で2026年上半期、100社を超える上場企業が税金や延滞金の追加納付を求められ、総額は77億元に達した。地方財政が逼迫するなか、企業への追徴課税や税務調査が強まっている
中国を製造大国へと導いた元首相・朱鎔基の足跡を辿る論評。WTO加盟や税制改革など現代の繁栄を築いた剛腕の功績と痛みを振り返り、現体制下で進む改革の形骸化を通じて全体主義の危うさを問い直す