張又侠の突然の失脚により、中華人民共和国建国以来粛清された中央軍事委員会副主席の数は8人に増加した。(写真:資料写真。両会に出席する中共軍代表者たち。(Fred Dufour/AFP via Getty Images)

中南海の「危険な職務」 8人の軍事委員会副主席 誰一人として天寿を全うせず

中国共産党(中共)による建国以来、上層部における権力闘争が止んだことはなく、中央軍事委員会副主席もまた「危険な職務」となった。先日、張又侠が突如失脚したことで、建国以来失脚した軍事委副主席は8人に達した。彼らの中には内紛で投獄された者、迫害の末に死亡した者、あるいは逃亡中に命を落とした者もいる。

2月2日、元中紀委監察部高官の王友群氏が大紀元に寄稿し、中共建国以来、8人の中央軍事委員会副主席が遭遇した「生と死の受難」を時系列で振り返った。

彭徳懐は実戦に長け、中共の政権奪取に多大な貢献をした。1950年、毛沢東は彭を「志願軍」司令官に任命し、朝鮮戦争へ派遣。1955年には元帥の階級を授与された。

▶ 続きを読む
関連記事
張又侠らの拘束後、中共軍内で習近平への不服従が拡大。武官の抵抗に文官も同調し、行政命令が機能不全に陥る異例の事態だ。軍報の文言変化や江沢民時代の秘話から、統治の空洞化と体制の危機を浮き彫りにする
海外有力誌は、習近平が中共軍事委員会副主席の張又俠を失脚させたことで、軍指導部が急速に縮小し、権力集中と内部緊張が一段と強まっていると指摘した。こうした動きを背景に、習近平に新たな呼び名「破壊者」が生まれている
中共軍内部で、習近平政権による粛清への不満が臨界点に達しつつある実態が浮かび上がってきた。海外にいる元中共幹部の杜文氏は、前線将官との直接のやり取りを通じ、兵士の6割以上、将校の8割以上が張又俠・劉振立に同情していると明かした
共産党軍ナンバー2の張又俠が失脚。背景には「東南派」と「西北派」の激しい派閥抗争と、習近平の軍事特権を脅かす「人事推薦」があった。習の独裁体制を公然と批判した張が、いかにして制圧されたかの内幕を暴く