茂木敏充外相(Photo by KAZUHIRO NOGI/AFP via Getty Images)

日本政府 中国側の「不適切な発言」に厳重抗議と反論 = ミュンヘン安全保障会議

ドイツで開催中のミュンヘン安全保障会議において、中国側から日本の安全保障政策や歴史認識を批判する発言を受け、日本政府は2月14日、公式の場での反論と外交ルートを通じ抗議を行った。

2月14日、同会議に出席した中国の王毅外相は、高市早苗首相が2025年11月、国会答弁で台湾有事が日本の存立危機事態になり得ると示したことに対し、「中国の領土主権への直接的な侵害だ」と強く反発した。王氏はさらに、日本が「いまだにA級戦犯に敬意を払っている」と主張し、「軍国主義の亡霊が徘徊している」などと述べ、日本の姿勢が歴史の教訓を無視しているとのプロパガンダを展開した。

これに対し、同会議に出席していた茂木敏充外相は、その後のセッションですぐさま反論を行った。茂木外相は王氏の発言について「事実に基づいていない」と断言し「日本は戦後一貫して平和国家としての道を歩んでおり、国際社会の平和と安定に貢献してきた」と強調した。

▶ 続きを読む
関連記事
政府と沖縄県による最高協議機関「沖縄政策協議会」が11月6日、首相官邸で開かれた。開催は2013年以来、13年ぶりとなる。高市早苗首相や関係閣僚、9月の沖縄県知事選で初当選した古謝玄太知事らが出席し、沖縄振興予算の拡充や米軍基地負担の軽減、南西諸島を巡る安全保障上の課題などについて協議した。
政府は11月2日、頻発・激甚化する自然災害への対応を強化するため、新たな司令塔となる防災庁を発足させた。細野豪志防災担当相は同日、国民に向けた「緊急要請」を発表し、水や食料、非常用トイレの備蓄や、ハザードマップの確認などを呼びかけた
政府は経済財政諮問会議で、2027年度予算編成に向けた抜本的な見直しと、AIによる経済・社会の変革を見据えた政策形成について議論。補正予算への依存度を下げ、「当初予算中心」の財政運営への転換を進める
「世界一の治安を守るため」。日本保守党の北村晴男参院議員は10月27日の参院法務委員会で、犯罪率の高い地域からの外国人受け入れを一時的に停止する仕組みの検討を求めた。山下法相は一律の制限には慎重な姿勢を示した
政府は26日、首相官邸で第1回サイバーセキュリティに関する関係閣僚会議を開いた。企業や機関へのサイバー攻撃による情報漏えいが相次ぐ中、高市早苗首相は、被害企業への支援拡充や情報収集・分析体制の強化、高性能AIを活用したシステムの脆弱性検証の前倒しなどを指示した。来週中をめどに「緊急対策パッケージ」を取りまとめる。