イメージ画像。2025年4月28日、浙江省義烏。(Kevin Frayer/Getty Images)
注文停止や取引先死亡の衝撃

「世界最大の雑貨市場」に戦争の影=中国・義烏

アメリカとイスラエルによるイラン攻撃をきっかけに中東情勢が急激に緊張する中、その影響は数千キロ離れた中国の商業都市にも広がっている。

中国浙江省の義烏(イーウー)は、クリスマス用品や日用品など数百万種類の商品が集まり、世界中の商人が買い付けに訪れる「世界最大級の雑貨卸売市場」として知られる都市だ。しかし今、その国際都市も戦争の余波に揺れている。

中国誌「南風窓」によると、中東情勢の緊張を受け、義烏では注文の停滞や取引先との連絡途絶などの影響が広がっているという。戦争が起きれば、通信や物流が突然止まり、時には取引先が命を落とすことさえある。

▶ 続きを読む
関連記事
中国でAIドラマが急増。人を使わず作れる時代に...俳優の仕事が一気に消えている
中国の大手自動車情報サイトのアカウントが突然制限。自動運転テストとの関係も指摘されるが理由は説明されず
「ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体(CELAC)」第10回首脳会議が21日、コロンビアで開催された。中国共産党の習近平は出席する代わりに、書面による対応にとどめた。この対応をめぐり、米国の国家安全保障上の圧力が強まる中、中共が対外戦略が後退しているのではないかとの見方が浮上している。
中国で若者がショッピングモールを離れ農村の市場へ? 節約だけでなく癒やしを求める動きが広がっている
中国で調査記者が急死。児童誘拐事件の逮捕発表直前という異様なタイミング。過去にも社会不正を追った記者の不審死や拘束が相次ぐ。調査報道は命がけだ