イメージ画像。2025年4月28日、浙江省義烏。(Kevin Frayer/Getty Images)
注文停止や取引先死亡の衝撃

「世界最大の雑貨市場」に戦争の影=中国・義烏

アメリカとイスラエルによるイラン攻撃をきっかけに中東情勢が急激に緊張する中、その影響は数千キロ離れた中国の商業都市にも広がっている。

中国浙江省の義烏(イーウー)は、クリスマス用品や日用品など数百万種類の商品が集まり、世界中の商人が買い付けに訪れる「世界最大級の雑貨卸売市場」として知られる都市だ。しかし今、その国際都市も戦争の余波に揺れている。

中国誌「南風窓」によると、中東情勢の緊張を受け、義烏では注文の停滞や取引先との連絡途絶などの影響が広がっているという。戦争が起きれば、通信や物流が突然止まり、時には取引先が命を落とすことさえある。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の繁華街で若者が「命がけの朗読」。拘束後に消息を絶つ例もある中で声を上げた行動に、「勇者」と称賛と不安の声が広がっている
中国での販売不振を受け、日本第2位の自動車メーカー、本田技研工業は広州と武漢の2つのガソリン車工場を閉鎖し、中国における年間生産能力を72万台に削減する。
米国の規制当局が国家安全保障上の懸念を示し、中国半導体メーカーによるオランダ企業の買収計画が頓挫した。米政府は、取引に解消できないリスクがあると判断し、取り下げを求めた
台湾最大野党トップの訪中団が、政府出資の基金から約2千万円の支出を申請していたことが判明。民主推進を目的とする資金の使途として妥当性や政治的中立性に疑問の声が上がり、波紋が広がっている
中国・深圳のマンション販売で乱闘騒ぎ。本紙が現場の「サクラ」に取材したところ、日当で動員されていた実態が判明。回復演出の裏側が見えてきた