史上最大規模の協調放出で連携 高市総理と国際エネルギー機関ビロル事務局長が会談
令和8年3月25日午後2時30分より約20分間、高市早苗内閣総理大臣は、訪日中のファティ・ビロル国際エネルギー機関(IEA)事務局長と会談を行った。本会談では、緊迫する中東情勢を踏まえたエネルギー安全保障の確保や、石油備蓄の協調放出、重要鉱物分野での協力などについて重要な意見が交わされた。
エネルギー保障の重要性と史上最大規模の協調放出
冒頭、高市総理は、エネルギー分野で最も権威ある国際機関であるIEAに対し、現下の中東情勢を受けて「エネルギー安全保障の確保」という同機関の中核的ミッションが一層重要になっていると強調した。さらに、世界およびアジアのエネルギー市場安定化を目的とした、史上最大規模となる今般のIEAによる協調放出への歓迎の意を表明した。 これに対しビロル事務局長は、日本が率先して備蓄放出の決定を下したことを高く評価し、引き続き日本と協力していく姿勢を示した。
関連記事
7日午後、NATO首脳会議において、日米韓の3か国の外相は、中共海軍が6日に原子力潜水艦から弾道ミサイルを発射した事態について懸念を共有。日米韓による「戦略的連携」を示し続けることの重要性を改めて確認した。
高市早苗首相とインドのモディ首相は、エネルギー、技術、防衛分野での協力を強化することで一致したと表明した。アジアの二大国は、中国への経済的依存を減らし、より強靭なサプライチェーンを構築しようとしている
7月2日、インドの首都デリーで、日本の高市早苗首相とインドのナレンドラ・モディ首相による日印首脳会談が行われた […]
高市総理はインドを訪問し、経済安保や投資連携の強化を協議する。モディ首相との会談や経済フォーラムを通じ、戦略的利益を共有。中国の威圧を念頭に「自由で開かれたインド太平洋」の実現を目指す
激動の中東情勢やサプライチェーンの危機に対し、高市総理がG7サミットで共同備蓄連携を提案し合意を形成。英仏独伊やトランプ米大統領、欧州の「準同盟国」との多層的な連携で挑む高市外交の全貌を解説