中共の商船保護要請にイラン冷淡 軍事支援拒否への「ソフトな仕返し」か
中東情勢の緊迫化に伴い、ホルムズ海峡のリスクが高まっている。ひとたび問題が発生すれば、中国の輸出やエネルギー輸送に大きな影響が及ぶ。北京の外交関係者の話として、中国共産党(中共)が当初、この機会を利用して影響力拡大を図ろうとしていたものの、現在は明らかに行き詰まっている。
消息筋によると、中共の王毅外相は最近、イラン側と複数回にわたり協議を行い、中国商船の安全確保を主要議題としてきたが、イラン側の反応は冷淡で、「一部」の対イラン向け中国貨物に限り安全を保障するとしたうえで、その「一部」に限定する点を強調したという。
消息筋は、このような「選択的な安保」は、イラン政権が中共に対し軍事支援を拒否したことへの「ソフトな仕返し」に当たると指摘。すなわち、中共に対し、イランへの軍事支援か、貿易の安全確保かの選択を迫るかたちである。この結果、王毅による度重なる交渉は成果を上げられず、中共・ロシア・イランの三者間で思惑が交錯する状況に陥っている。
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