弁護なしの裁判に疑問広がる
中国の人権弁護士謝陽氏に懲役5年 発言だけで有罪か
中国の人権弁護士・謝陽(しゃよう)氏に対し、湖南省の裁判所は懲役5年の判決を言い渡した。SNSでの発言などが理由とされ、「発言だけで罪に問われたのではないか」と疑問の声が広がっている。
さらに問題視されているのが裁判の進め方だ。今回の裁判では、弁護人が出廷できず、家族の一部しか傍聴を許されなかった。傍聴席の多くは身元不明の人物で埋められていたとされ、公正な裁判だったのか疑問が残る。
謝氏本人は判決に不服を表明し、上訴する意向を示した。関係者からは「弁護士がいないまま判決が出たのは異例だ」との指摘も出ている。
関連記事
台湾最大野党トップの訪中団が、政府出資の基金から約2000万円の支出を申請していたことが判明。民主推進を目的とする資金の使途として妥当性や政治的中立性に疑問の声が上がり、波紋が広がっている。
中国・深圳のマンション販売で乱闘騒ぎ。本紙が現場の「サクラ」に取材したところ、日当で動員されていた実態が判明。回復演出の裏側が見えてきた
中国・西安でタクシー運転手が道路封鎖し抗議。収入減でも会社への固定納付金は変わらず、「生活できない」と訴える声が広がっている
新疆ウイグル自治区の警察官だった男性が、ドイツ滞在中に亡命し、中国当局によるウイグル人弾圧の実態について証言した。ほぼ毎週のように被拘束者が死亡し、十分な医療もなかったと明かしている
中国でまたも「お札ばらまき事件」。高層住宅から約20分間、現金が空から降るようにばら撒かれ、住民が我先にと拾い集める騒ぎに。紙幣は本物と確認されたが、理由は?