台湾の国民党主席、鄭立雯氏が2026年3月23日、台北の台湾外国特派員協会に到着した(I-Hwa Cheng/AFP via Getty Images)

習近平 台湾野党党首を中国訪問に招待 トランプ訪中の1か月前

中国共産党(中共)政府が台湾の最大野党トップを4月中旬に招待したことで、中共が台湾の民主主義につけ込み、政治の行き詰まりに乗じて内部の分断を広げようとしているのではないかとの懸念が改めて浮上している。

中国共産党の習近平党首は、台湾の国民党(中国国民党)の鄭麗文主席に対し、4月7日から12日にかけて中国大陸を訪問するよう招待した。中国国営通信の新華社が3月30日に報じた。

中国共産党との関係強化を志向する国民党は声明で、鄭主席が習近平の招待を「喜んで受け入れた」と発表した。

▶ 続きを読む
関連記事
台湾の頼清徳総統もXに投稿し、中国共産党を念頭に、台湾海峡での一方的な現状変更の試みに反対する姿勢を示したG7首脳に謝意を表明した
「習近平のファンのようだった」 台湾メディアによると、国民党の鄭麗文主席が訪米中、4月に行われた同氏と習近平との会談について興奮気味に語り、米側関係者を困惑させる場面があったという
140か国から3.7万人が集まる国際ロータリー年次大会が台北で開催。臓器収奪停止を訴える展示に高い関心
米税関がW杯2026関連の偽造グッズ1578点を押収。ユニホームや帽子、ブランドTシャツなど総額1900万円相当で、大半は香港発だった
米CIAに倣い、台湾国安局は6月14日、公式サイト「中国民衆連絡窓口」を開設したと発表。中共内部の人物に情報提供を呼びかける宣伝動画も公開した