2026年3月14日、「エピック・フューリー作戦」にて任務のため離陸する米空軍のF-15E戦闘機(US Airforce / AFP)

米軍 イラン奥深くに潜入し戦友を救出 専門家「米国にしか成し遂げられない」

米軍の突撃部隊がイランの敵陣深くへと潜入し、現実版の手に汗握る捜索救助作戦を成功させた。これは同時に、米軍の実戦における戦闘技能と生存能力を、米国の対抗勢力に知らしめる結果となった。オーストラリアの退役少将で軍事研究家のミック・ライアン(Mick Ryan)氏は、このような壮挙を成し遂げられる軍隊は、世界で他に存在しないと述べている。

CNNの報道によると、ローウィー研究所(Lowy Institute)の軍事研究シニアフェローであるライアン氏は、救助作戦には複数の軍種とそのパートナーによる大規模な統合運用が必要であると指摘した。

同氏は、米国側は航空機の墜落を確認すると直ちに「米空軍、米陸軍特殊部隊、およびその他一連の機関が集結し、墜落救助計画を策定。2名の乗員を救出するために、いくつもの異なる選択肢を提示する」と付け加えた。また、「世界中のどの軍隊も、米軍のようにこの種の任務を完遂することはできない」と断言した。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ米大統領は国連総会で演説し、イランに対し核放棄の「合意」か軍事的な「壊滅」かの二者択一を迫った。過去の軍事作戦の成果を強調しつつ、中間選挙後の合意成立を見込み、完全な経済的孤立への協調を呼びかけた
紅海情勢の緊迫を受け、サウジアラビアが中国共産党に協力を要請。中国はイランにフーシ派への影響力行使を求めたが、イラン側は応じなかったとされる。迎撃ミサイル不足や中東のエネルギー輸送への影響も浮上している
米中間選挙を控える中、イラン情勢の激変が米政治に与える影響を分析。経済的困窮やクルド勢力の蜂起がもたらす体制危機の現実と、イラン側の思惑のズレを暴き、中東の激変が米国の外交・選挙力学を一変させる可能性を鋭く突く
トランプ米大統領は、イランへの大規模攻撃を再開するかどうか重大な決断を控えていると明らかにした。国連総会では湾岸6か国の首脳と会談し、今後の対イラン政策を協議する予定だ
米中央軍は、過去1週間にイランの石油タンカー10隻を破壊したと発表した。イランは新型ミサイルによる米軍艦艇への攻撃を主張。米側は中共やロシアの支援を警戒する。緊張激化でブレント原油は1バレル100ドルを突破