台湾大陸委員会の梁文傑報道官が記者会見にて(新唐人)

鄭麗文氏訪中の現場で男性排除 台湾大陸委員会「中共統治の実態示す」

台湾の野党・国民党の鄭麗文主席が訪中する中、台湾国防部は4月9日、過去24時間に中国共産党(中共)の軍用機と艦艇あわせて15機・隻を確認したと発表した。このうち軍用機5機が台湾海峡の中間線を越えたという。さらに中共当局は同日、午前10時から午後4時まで黄海北部で実弾射撃を行うとして、航行禁止区域を設け、船舶の進入を禁じると急遽発表した。

また8日、鄭氏が南京で同党創設者孫文が眠る中山陵を墓参した際、中国人男性が鄭氏に向かって「2028年に民進党を下野させろ」と叫んだところ、直後に警備要員によってその場から連れ出された。

これについて、台湾大陸委員会の梁文傑報道官は次のように述べた。

梁氏は、「この男性は『鄭主席、2028年に民進党を下野させよう』と叫んだ。本来、彼らにとっては問題のない発言のはずだ。しかし問題は、発言内容の是非ではなく、そもそも発言すること自体が許されない点にある。だからこそ、ただちに連れ出されたのだ。これが彼らの統治のあり方であり、だから台湾の人々は中共の統治を受け入れられない。この一件は、台湾の人々の中共に対する本音を映し出している」と述べた。

関連記事
香港の元区議は、台湾で起きた元産経記者の矢板明夫氏襲撃事件について、中共による越境弾圧だと非難した。容疑者は香港の犯罪組織関係者で、親北京派のネットワークから指示を受けた疑いがあると主張
産経新聞の元台北支局長、矢板明夫氏が台湾・台中市で講演後に男から顔を殴られた。警察は香港籍の男を台中国際空港で逮捕。台湾の大陸委員会は越境弾圧の可能性にも言及した
中国海警局は4日、台湾東部海域で新たな「法執行巡視」を実施すると主張した。中華民国行政院大陸委員会は強く非難し、中国共産党(中共)のこの動きは国際法に違反し、現状と地域の安定を破壊する行為だとして、国家の海洋主権と航路の安全を積極的に守ると表明した。
台湾空港の撮影禁止エリアを無断撮影し、SNSに公開した中国人インフルエンサーを2年間の入国禁止処分に
香港は前へ進んでいるのか、それとも後退しているのか。一本の動画が、その問いを投げかけた