米原子力ルネッサンスの幕開け 次世代炉の普及を阻む「規制の壁」は崩れるか?
トランプ米大統領が「原子力エネルギー革新・近代化法(NEIMA)」に署名してから7年以上が経過した。原子力規制委員会(NRC)がその規定を施行するための最終規則を策定するのに、(バイデン政権下の4年間を含め)丸7年を要したことになる。
新規則「パート53」は、これまで数十年かかっていた審査を18ヶ月以下に短縮することを目指している。リベラル派のワシントン・ポスト紙でさえ、この緩和策がトランプ大統領の掲げる原子力産業の活性化を促進し、競争力を強めると肯定的に報じた。同紙は、この進展が「誰にとってもプラスになる」と結論づけている。
従来のNRCの許認可審査プロセスは、ウェスチングハウス社のAP1000のような軽水冷却炉を前提に構築されており、それらの設計に特化した規範的な安全要件が含まれていた。現在計画・建設されているあらゆる規模の次世代原子炉に向けたものではなかったのである。
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