2025年7月11日、アメリカの鉱山 (John Haughey/The Epoch Times)

中共支配に対抗 米レアアース大手がブラジル鉱山買収 供給網再編が加速

米希土類企業のUSAレアアースは4月20日、28億ドル相当の現金と株式で、ブラジルのレアアース採掘会社セラ・ベルデを買収すると発表した。狙いは、中国共産党(中共)がレアアースのサプライチェーンで握る主導権に対抗することにある。

これは同社による一連の買収の最新案件で、採掘、加工、磁石製造の各分野における競争力をさらに高めるものとなる。買収完了後、USAレアアースはセラ・ベルデのペラ・エマ鉱山を傘下に収める見通しだ。ペラ・エマ鉱山は、他の多くの鉱床と異なり、重希土類を豊富に含んでいるため、極めて有望視されている。

米商務省は今年1月、USAレアアースに出資しており、トランプ政権が中国に依存しないレアアースサプライチェーンの構築を重視していることが浮き彫りになっている。レアアース元素は、電子製品やレーザー誘導兵器、先進的な戦闘機の製造に不可欠だ。

▶ 続きを読む
関連記事
米連邦政府は、サプレッサー(消音器)や短銃身銃器に対する事前の承認・登録規則の執行停止を発表した。税制変更に伴う連邦地裁の違憲判断を受けた措置で、90年以上続いた規制の大きな転換点となる
トランプ米大統領は燃料価格高騰を背景にロシア産ディーゼルの供給合意を発表し、製油所への攻撃を続けるウクライナに「新大統領が必要」と言及した。これに対しゼレンスキー氏は強く反発している
米国の学校給食で超加工食品から地元産食材による手作り調理への回帰が進んでいる。健康改善や地産地消、廃棄物削減を目指す一方、人手やコストの課題も浮き彫りに。教育現場における食の変革を伝える
トランプ大統領は、2016年のロシア疑惑を巡りヒラリー・クリントン氏らを訴え棄却された民事RICO訴訟について、裁判所の制裁措置取り消しと訴訟復活を求めて最高裁に上告した
米戦争省が死刑囚1人を銃殺隊によって処刑し、その様子をインターネットでライブ配信する計画を立て、論議を呼んでいる。J・Dヴァンス米副大統領は「見ない」と表明した。一方、トランプ大統領は、ライブ配信を許可するかどうかはまだ決めていないと述べた。