2026年3月28日、スプリト(クロアチア)近郊の沿岸海域で、米海軍の空母ジェラルド・R・フォードが錨地に停泊した。 Getty Images

「抑止力を大幅に高める狙い」専門家 米空母3隻が中東に集結へ

米中央軍(CENTCOM)は20日、X(旧ツイッター)への投稿で、19日に米海軍の原子力空母「ジェラルド・R・フォード」上で艦載機の発着艦訓練が実施されたと明らかにした。同空母打撃群は現在、中央軍の責任区域内を航行しており、関連画像も併せて公開された。

また、AP通信が国防当局者の話として伝えたところによると、これまで東地中海に展開していたジェラルド・R・フォードは、2隻の駆逐艦とともにスエズ運河を通過し、紅海へ進出した。

ジェラルド・R・フォードは米海軍の最新鋭の原子力空母で、昨年6月以降、長期にわたり洋上展開を継続している。米国によるベネズエラに対する軍事行動の期間中にはカリブ海に派遣され、ベトナム戦争以来、米空母として最長の海上展開記録を更新した。

▶ 続きを読む
関連記事
韓国高官の発言が波紋を呼び、米国が対韓情報提供を一部停止。これまで日量約100ページ規模で共有されていた北朝鮮に関する情報が止まり、両国の安全保障協力に影響が出る可能性が懸念されている。
イラン国旗を掲げたコンテナ船「トゥスカ」が4月20日に米軍に乗り込まれ拿捕された。船内には米側が軍民両用と判断する物品が積載されている可能性があるという。同船はイランへ向かう前、中国・珠海の港湾に複数回寄港していた
過去25年で、中国共産党は資金、人事、投票工作を通じて国連への浸透を進め、その影響力を大きく広げてきた。アメリカが最大の資金拠出国であり続ける一方で、国連は次第に北京の利益に沿う方向へ傾きつつある
ホルムズ海峡はかつてイランの「切り札」だったが、今や最大の弱点に。輸出の大半を依存する構造が裏目に出て、封鎖は自国経済を直撃。米国の増産で抑止力は低下し、ホルムズ依存の力学は逆転しつつある