2026年4月15日、米中央軍は、米海軍の駆逐艦がイラン船舶を阻止する際に無線で警告を発する様子を収めた映像を公開した(米中央軍X)

米軍 アジア海域でイラン船3隻阻止 海上封鎖で原油輸出遮断狙う

米軍は4月22日、インド、マレーシア、スリランカ周辺の海域で、少なくとも3隻のイラン国旗を掲げたタンカーを阻止し、進路変更を迫った。これは、イランの海上原油輸出を断つことを狙った米軍の海上封鎖作戦の一環とされる。

これに合わせて、米中央軍は、封鎖作戦の開始以降、計31隻の船舶に対し、引き返すかイランの港に戻るよう指示したことを明らかにした。

ロイターによると、今回阻止した船舶には、超大型タンカー「ドレナ号」を含む。同船は原油200万バレルを積載しており、インド南部沖で阻止した。

▶ 続きを読む
関連記事
ベッセント財務長官は、イラン政権を支援する国や企業に「距離を置くよう」警告した。トランプ政権は金融、航空、海運など幅広い分野で対イラン制裁を強化している
米国の経済的追放作戦の影響が表面化ている。イランが約7週間にわたり、ホルムズ海峡を通じた大規模な原油輸出を行っていないと報じられた。イラン大統領は9月1日、改めて停戦の意思を示した
EUは米国やG7と連携し、イランへの圧力を継続する方針を表明した。米主導の経済圧力策を歓迎し、和平交渉への参加や地域を不安定化させる活動の停止を要求。追加制裁の可能性にも言及した
トランプ米大統領が、イランと取引する中国の銀行への制裁を示唆した。ベッセント財務長官も、制裁逃れを支援する金融機関をドル金融システムから排除する可能性を警告。9月の米中首脳会談への影響にも注目が集まる
米国がイランへの制裁を強化する中、通貨リアルが過去最安値を更新。テヘランではガソリンスタンドに長蛇の列ができ、物価高や買いだめ、労働者の抗議も広がっている