習近平が金正恩の「子分」に? 北朝鮮メディアの映像演出と中朝の宣伝戦
中国共産党(中共)の官製メディアは、習近平のイメージを際立たせる報道を徹底しているが、北朝鮮の国営メディアも同様である。こうした中、習近平が北朝鮮を訪問した際の北朝鮮側の映像について、習がまるで金正恩(キム・ジョンウン)総書記の「従属者(子分)」のように映っているとしてネット上で話題となっている。
習近平は6月8~9日にかけて北朝鮮を訪問した。北朝鮮の国営メディアは関連映像を大量に公開したが、そのうち8日夜に平壌の体育館で演劇を鑑賞した際の写真が、国際メディアの注目を集めた。
写真の中の習近平と妻の彭麗媛は眼鏡を着用して観劇しており、加齢による視力低下が指摘されている。しかし、中共の新華社通信や中央テレビが放映した現場映像では、意図的な編集を施し、2人が眼鏡を外して入場・退場する場面のみを使っていた。眼鏡をかけて観劇する映像はすべてカットしていた。
関連記事
8月15日、日本は81回目の終戦の日を迎える。その2日前の13日、ロシアのプーチン大統領が北方領土の択捉島を訪れたという。なぜ今、プーチン大統領は択捉島を訪問したのだろうか
米国でAIデータセンター建設への反対運動が拡大している。トランプ米大統領は中共が背後で煽動していると主張。一方、AIデータセンターや先端半導体では米国が大きく先行している
東南アジアの拠点を舞台に巨額の暗号資産をだまし取る国際詐欺組織に対し、FBIが本格的な反撃を進めている。人身売買や暴力で維持される「詐欺工場」の実態と、巨額資金の押収や摘発に挑む米当局の最新動向を伝える
公開されたファウチ氏の内部日記から、パンデミック初期の政治的思惑やワクチン効果の認識、メディア統制の実態が浮き彫りに。政府中枢で何が起きていたのか、膨大な一次資料からコロナ危機の深層を暴く決定版論評
中共の「関税逃れ」をAIで監視へ。トランプ政権が「探知型国境監視」システムを開発進める。40か国超に広がる迂回輸出網を標的に、貨物や企業情報をAIで分析し摘発を強化する方針。