トランプ氏 米半導体の復活アピール 学者が見る「非レッド・サプライチェーン」
トランプ大統領は6月18日、SNSに投稿し、半導体分野での実績を強調した。投稿では、インテルやエヌビディアなどの大手テクノロジー企業がアメリカへの投資を拡大していることを列挙したほか、台湾が「アメリカの半導体産業を奪った」とする従来の主張にも再び言及し、アメリカの対台湾政策をめぐってさまざまな見方を呼んでいる。ただ、学者は、この投稿は米製造業の回帰という成果を宣伝するものであり、台湾に対する関与に変化が生じたと解釈すべきではないと指摘している。
トランプ氏は投稿で、アメリカの半導体産業の回帰が大きな成果を上げているとし、「わずか9か月で時価総額は5千億ドル以上増加し、アメリカが保有する株式の価値は600億ドルを超えた」と述べた。半導体産業がアメリカの政策推進のもとで著しく成長していると強調した。
一方で、過去に「台湾やその他の国々がアメリカの半導体工場を『盗んだ』」とも述べた。この発言を受け、米台関係や半導体サプライチェーンをめぐる議論が広がっている。
関連記事
トランプ米大統領が、イランと取引する中国の銀行への制裁を示唆した。ベッセント財務長官も、制裁逃れを支援する金融機関をドル金融システムから排除する可能性を警告。9月の米中首脳会談への影響にも注目が集まる
中国・ネパール国境で発生した大規模な土石流について、専門家は氷河崩壊に加え、大規模開発など人為的要因が被害を拡大させたと指摘
AIやデータセンターの建設拡大を背景に、米国で電気工や配管工、重機オペレーターなど技能職の需要が急増している。AIインフラ投資が生み出す新たな雇用と人手不足
ChatGPTなどAIチャットボットとの私的な会話が、民事・刑事裁判の証拠として使われるケースが米国で増えている。AIに打ち明けた秘密はどこまで守られるのか。OpenAIへの政府の情報開示請求やプライバシー上のリスクを追う
中国とネパールの国境地帯で大規模な鉄砲水と土石流が発生し、多数の死者・行方不明者が出た。ネパールが被害情報を随時公開する一方、中国側では発表の遅れやSNS投稿の削除が指摘され、情報統制への批判が出ている