中国で新たな「公私合営」の号砲か? 官製メディアが「三大改造」を異例の称賛
中国共産党(中共)の官製メディアがここ数日、毛沢東時代の「三大改造」を相次いで称賛し、「制度の勝利」として描き出している。しかし専門家は、かつて民間資本をのみ込んだこの政治運動に再び注目していることは、新たな「公私合営(国家と民間資本家が共同で企業を経営する)」の号砲を鳴らしたことを示しており、民営企業家に対する強権的な締め付けが迫っていると警告している。
6月19日、新華社は署名記事を掲載し、「三大改造」を「前例のない深い社会変革」だったと称賛した。20日と21日には、同じく党系メディアの人民日報も相次いで記事を掲載し、社会主義工業化の成果を強調する形で「三大改造」に呼応した。
「三大改造」とは、1953~56年にかけて、当局が農業、手工業、商工業に対して行った社会主義改造を指す。実際には、国家の名の下に民間資本を奪い、私有経済をほぼ消滅させた運動だった。
関連記事
「一族ぐるみの腐敗」と異例の断罪 新疆トップを務めた馬興瑞が党籍・公職剝奪に。習近平側近の失脚で政権基盤に打撃も。背景には彭麗媛との関係や権力闘争との見方も浮上
中共国家安全部の元高官が、外務省内の規律検査の要職に就いた。外交部門と国家安全部門の人事交流が進む中、中共の外交と情報機関の境界が曖昧になっている
比中仲裁判断から10年。日本や同志国が「法の支配」を訴える裏で、赤龍・中国共産党は国際法を嘲笑い、軍事化を強行している。法律を「支配の道具」と見なす彼らの本性と、人類壊滅を狙う驚愕の陰謀を暴く
日中関係の緊迫化に伴い相次ぐ邦人拘束やレアアース規制。資源依存からの脱却と経済安全保障の強化を迫られる中、ビジネスの建前を排し、自由と尊厳を守る独立国家としての「本心」に目覚め始めた日本を描く論評
中国政府は、半導体、MRI装置、航空宇宙、研究分野などで不可欠なヘリウムの輸出禁止措置を講じた。この措置に対し、期限や免除規定は示されていない