2026年7月1日、インドの首都・デリーに到着し手を振る高市総理(出典:首相官邸ウェブサイト)

日印経済安全保障の新局面 高市総理がインド訪問 日本企業150社同行

高市総理は1日、政府専用機でインドの首都デリーを訪問した。今回の訪問は、国際情勢が不透明さを増す中で、基本的価値と戦略的利益を共有するインドとの「特別戦略的グローバル・パートナーシップ」を一層強化することを目的としている。

出発に際して行われた記者会見で、高市総理は今回の訪問の意義を、「戦略的協力関係の深化」「経済安全保障における協力の推進」「投資やイノベーションに向けた連携」の3点に集約した。特に、中国が経済的威圧や海洋進出を強める現状を念頭に、アジアの主要な民主主義国であるインドとの連携の重要性がかつてなく高まっているとの認識を示した。

また、今回の訪問には150社以上の日本企業の経済界関係者が同行しており、「日印経済フォーラム」の開催が予定されている。高市総理は、官民一体となって協力の裾野を広げ、強固なサプライチェーンの構築と「強い経済」の実現を目指す意欲を語った。さらに、日米豪印(クアッド)の枠組みを含めた「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現についても、モディ首相と深く議論する構えである。

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