2018年9月10日、国際宇宙ステーションから見たハリケーン「フローレンス」 (NASA via Getty Images)

中共がNZに衛星追跡設備を設置計画 情報当局が阻止

ニュージーランド保安情報局は14日、「2026年安全保障脅威環境報告書」を公表した。報告書では、極めて異例ともいえる「宇宙スパイ」の事例が明らかにされている。中国の著名な紫金山天文台が以前、軍事情報の収集にも利用できる衛星追跡設備を、ニュージーランド国内に秘密裏に設置しようとしていたという。計画は、ニュージーランドの安全保障当局によって阻止されたとしている。

ロイター通信によると、中共当局と関係がある紫金山天文台は当時、ニュージーランドの現地企業を通じて、地上型宇宙インフラを構築しようとしていた。しかし、このニュージーランド企業は、設備に軍事的価値の高い情報を収集できる能力があることを、知らされていなかった可能性があるという。

ニュージーランドは南太平洋に位置し、その地理的条件から、衛星の追跡や宇宙関連データの収集に適した場所である。「ファイブ・アイズ」にも加盟しており、情報戦をめぐる攻防の最前線となっている。

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