ジョルジャ・メローニ首相(写真:ジョルジャ・メローニ氏のXアカウント)

メローニ政権 在任1413日で戦後最長 極右のイメージ覆し 欧米協調の「二重路線」

イタリアのジョルジャ・メローニ政権は9月4日、連続在任日数が1413日に達し、2001年に発足した故シルヴィオ・ベルルスコーニ氏の第2次政権を抜いて戦後最長となった。

長期政権を支えてきたのは、国内では右派支持層を意識してナショナリズムを掲げる一方、国際舞台では欧州連合(EU)や北大西洋条約機構(NATO)との協調を続ける「ダブル・トラック(二重路線)戦略」である。メローニ氏は現実的な外交路線を取ることで、「極右」とみられていた当初の評価を変え、欧州政治の主要な担い手として存在感を高めてきた。

メローニ氏は国内の右派支持層に向け、国家や国境管理を重視する姿勢を維持している。特に移民管理を政権の看板政策に位置付け、不法移民の流入数を15万人台から6万人台へ減少させた。

▶ 続きを読む
関連記事
フランスで広がる高校生の抗議運動を受け、約500校が5日に全面・一部休校へ。教育相は極左勢力の介入と暴力を警告。抗議開始以降、逮捕者は5000人を超え、約85%が未成年とされる
ロシアはNATOに対し、西側がロシアの飛び地カリーニングラードと本土とのつながりを断とうとすれば、核兵器を含むあらゆる手段の使用を排除しないと警告した。NATOのルッテ事務総長は、ロシアが近くNATO加盟国の領土を攻撃することを示す情報は現時点でないと応じた。
冬が近づく中、ロシアは再びウクライナのエネルギー施設を標的にした。9月30日未明、ロシア軍は多数の無人機とミサイルでウクライナを攻撃し、キーウとその周辺地域を重点的に狙った。ウクライナのセルヒー・コレツキー首相は、前の暖房シーズンが終わって以来、これほど大規模な複合攻撃は初めてだと述べた。
バーナム英首相は1日、英国政府が欧州連合(EU)への再加盟を選択肢の一つとして検討していることを明らかにした。EU離脱は「英国にもたらした恩恵よりも弊害の方が大きかった」との認識を示した
英国の国内情報機関MI5は、史上初となるスパイ警報を発表し、中国通用技術研究院を名指しした。中共国家安全部との関係を隠し、英国の大学や研究機関からAIやサイバーセキュリティなどの技術を得ていたと指摘