トランプ大統領は2019年6月30日、韓国の非武装地帯(DMZ)にある板門店で、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と会談した。写真=スーザン・ウォルシュ/AP通信

米朝接近の兆し 「トランプ氏は拉致問題に無関心」は誤り 米の死活的国益に関わる=専門家

北朝鮮による拉致被害者の救出を目指す「救う会」は9月4日、都内で集会を開いた。西岡力会長と政治評論家の江崎道朗氏が、米朝間の水面下の接触や首脳会談の可能性、北朝鮮と中国・ロシアとの関係、トランプ米政権の対北朝鮮戦略などについて語った。

米朝交渉の進展を拉致問題の解決につなげるため、日本に求められる外交・情報面の備えについても言及した。

西岡氏は、今年6月にシンガポール、7月にタイで米朝間の接触があったとの情報を複数の筋から得たと説明した。詳細や情報源は明らかにしなかったが、アメリカ国務省など外交当局とは別のルートで接触が進んだ可能性を指摘した。

▶ 続きを読む
関連記事
最近、SNS上で金正恩に脳出血による死亡説が浮上。北朝鮮当局は直接の反応を示していないものの、国営メディアは今月20日、金正恩が前日に行事へ出席した際の最新写真を掲載。事実上の火消しとみられる
韓国軍の主要施設に、中国製コネクテッドカー190台超が出入りしていることが判明。未登録車も海軍施設に延べ565回進入していた。カメラやGPS、LiDARによる軍事情報流出への懸念が強まっている
現在、韓国の情報機関は、半導体と電池分野の第一線の研究者に対し、技術流出のリスクが高まっているとして、中国からの採用の誘いに警戒するよう呼び掛けている
韓国で中国人2人がスパイ活動の疑いで起訴された。1人は中共軍の通信傍受部隊に約40年間所属し、韓米軍の通信を傍受した疑い。もう1人は在韓米軍関係者から軍事関連資料を入手したとされる
北朝鮮は9月12日早朝、東部の元山付近から日本海に向けて短距離弾道ミサイル数発を発射した。日米韓による共同訓練フリーダム・エッジが終了した翌日の発射となる