冶金用石炭の開発を手掛ける米ラマコ・リソーシズは7月11日に、ワイオミング州ランチェスター近郊のブルック鉱山(4千500エーカー)で450トン以上のレアアース採掘を計画している( John Haughey/The Epoch Times)

「時間を買う」という幻想 米中貿易休戦の裏で進むレアアース供給網再編

9月24日、米トランプ大統領はホワイトハウスで習近平を迎え、米中首脳会談を行った。両国は貿易休戦を2027年1月10日まで延長し、レアアースを含む重要鉱物の供給問題について協議を続けることで一致した。

だが、今回の会談でレアアース問題そのものが解決したわけではない。アメリカが求めてきた供給の安定化をめぐる中国側との協議は、なお続く。ホワイトハウスも、供給を「適切な水準」に戻すことを目指すとしているが、恒久的な供給保証が成立したわけではない。

つまり、今回の会談がもたらした最大の成果の一つは、問題の解決ではなく、解決に向けて動くための時間だった。

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