【大紀元日本7月10日】米国の科学者の最新の研究によると、瞑想・座禅は精神的なリラックスをもたらすだけでなく、大脳の構造まで変化させうるという。
米国・マサチューセッツ州総合病院(Massachusetts General Hospital)のラザル(Sara Lazar)医師が指導した研究グループは、1年から30年の瞑想・座禅経験を有する者とそうでない者、各15人を対象として、それぞれの大脳の核磁気共鳴画像(MRI)を撮って比較した結果、瞑想・座禅の経験者グループは、非経験者グループより、前頭葉の大脳皮質と右側島の脳皮質の厚さが増加していることが分かった。
これらの部位の大脳皮質は、集中力と感知能力に強く関与しており、これまでの研究でも、有名な音楽家、スポーツ選手、言語学者のこれらの部位の大脳皮質の厚さは、一般の人より厚いことが報告されている。
(大紀元記者・悠游)
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