神韻芸術団、香港初公演へ

【大紀元日本10月6日】華人アーティストで構成する「神韻芸術団」は来年1月、香港での初公演を実現する。米ニューヨークを拠点とする同芸術団の団長・李維娜氏(ヴィナ・リー)は、香港で行われた記者会見で「“東方の真珠”と呼ばれるほどに美しく、民主と自由を享受する香港で公演ができることをとてもうれしく思う」とコメントし、香港公演の実現に尽くした関係者に謝辞を述べた。

発表によると、香港公演は2010年1月27日から31日まで、香港の演芸学院オペラ・ハウスで計4回行われる予定。

同芸術団を招いた香港法輪功学会の代表・簡鴻章氏(Kan Hung-Cheung)は「神韻公演は、きっと香港の人たちにすばらしい幸運をもたらしてくれるはず」とにこやかに話す。神韻芸術団のウェブサイトによると、同団体は「正統な人類文化と神伝文化を反映した純善・純美の舞台を通して、人類の本来あるべき文化を復興・再現することを目的」としている。その舞台は中国の古典舞踊、歌、楽器の演奏が中心で、2009年には全世界100ヵ所以上の都市を巡回し、300回を越す公演を行った。

また、李団長は会見で、「いつか、中国で公演する日がやってくると信じている」と述べ、香港での公演はそれに向けての第一歩だと語った。

2010年、同芸術団は楽団を伴った3つのグループに分かれて世界ツアーを行う。日本では来年3月上旬から中旬にかけて、東京、神奈川、埼玉、兵庫、広島、福岡で巡回公演を行う予定。

(記者・呉雪児、林怡、翻訳編集・叶子)