【大紀元日本7月11日】やってみると、爽快感がやみつきになるというサーフィン。初心者はボードに立って浮くことすらままならないという難しいスポーツだが、それをラクラクとこなすネズミたちがオーストラリアにいるという。英紙「デーリー・メール」が伝えた。
ネズミたちの名前は、ロケット、ピーナッツ、スキッドマーク、バンザイ。彼らがもっぱら波乗りを楽しむのはサーファーのメッカとして知られるオーストラリア・クイーンズランド州のサーファーズ・パラダイスだ。専用の小型サーフ・ボードに乗って波打ち際を滑る画像がユーチューブに掲載されると、あっという間にアクセス数が200万を超えた。
ネズミの「才能」を発見したのは、地元に住むシェーン・ウィルモットさん(39)。サーフ・ボードのミニチュアを作製し、波乗りのテクニックをネズミたちに伝授した。ウィルモットさんによると、ネズミは泳ぎが大変上手く、ボードから落ちても全く心配ないという。
波乗り中のネズミにとって、心配なのはカモメ。ウィルモットさんは、ネズミたちが襲われないように常に近くで見守っている。「ネズミは、ペットじゃない。僕の親友だ」と話すウィルモットさんは、もし一匹でもケガを負ったらサーフィンを中止させるという。
「ネズミにとって、これはとても刺激的な生き方でしょう。一生、檻の中に入れられて暮らすよりもね」と話すウィルモットさん。今日もネズミたちはサーファーに交じって、どこかで波乗りを楽しんでいるだろう。
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(翻訳編集・郭丹丹)
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